成分名:アズレンスルホン酸ナトリウム水和物
後発品:アズノールうがい液4%、アズレンうがい液
<作用機序>
表在性炎症疾患治療剤
本剤の抗炎症作用は、白血球遊走阻止作用及び肥満細胞からのヒスタミン遊離抑制作用等によるものである。下垂体-副腎系を介さず、また、PGE2生合成阻害作用を示さない。このことから、本剤は炎症組織に対する直接的な局所作用を発揮すると考えられている
<予想される疾患>
・のどの炎症、扁桃炎、口内炎、急性歯肉炎、舌炎、口の中の傷、親知らず抜歯後
<服薬指導>
[効能説明]
「口腔内の炎症を抑えるうがい薬です。」
[服用方法説明]
コップ1杯に7滴ほど垂らしてから水で薄めて、うがいしてください。」
「喉の奥が腫れていますか?それとも、口内炎やお口の中の傷ですか?」
・喉の奥が腫れている場合は上を向いて『ガラガラうがい』をして下さい。
・口の中が腫れている場合は『クチュクチュうがい』をして下さい。
[アドバイス]
「うがい中に泡がぶくぶくと、カニのごとく出ます、洗面所などすぐ出せるような環境でご使用下さい。」
・親知らずの抜歯後の処方であれば
「抜歯した後の傷口が開かないように、激しくゆすがないようにして下さい」
Q.どのくらいの回数使えるの?
A.10mL入りで、60回以上はお使いいただけます。
うがいしてから飲食までは最低30分あけたほうがよいといわれています。
Q. 誤って飲んでしまった場合はどうすれば?
A. 有効成分は錠剤〔アズノール錠〕でも胃の炎症を抑える成分として使用されている。希釈液を誤って飲んでしまった場合は、とくに症状が現れなければ問題ないと思います。原液を大量に飲んだ場合は、口をすすいで、水または牛乳を飲ませるように。何か症状が出た場合は医療機関を受診するように。
https://med.nippon-shinyaku.co.jp/faq/azunol_ugai/q3-01/?login=mne
[へー!そうだったんだ!]
青色の正体はアズレンの色であり、アズレンは薬用植物のカモミールやユーカリの精油成分として古くから知られてます。
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