成分名:レボセチリジン塩酸塩
先発品:ザイザル錠
後発品:レボセチリジン塩酸塩錠
<薬効分類>
持続性選択H1受容体拮抗・アレルギー性疾患治療剤
<予想される疾患>
〔成人〕 ・アレルギー性鼻炎 蕁麻疹、湿疹・皮膚炎、痒疹、皮膚そう痒症
〔小児〕 ・アレルギー性鼻炎 蕁麻疹、皮膚疾患(湿疹・皮膚炎、皮膚そう痒症)に伴うそう痒
<服薬指導>
[効能説明]
「アレルギー反応を抑えてくれる薬です。皮膚の腫れや痒み、鼻づまり、咳などの症状を改善してくれます。」
[服用方法説明]
〔成人〕 「就寝前に飲んでください。」
〔小児〕 「朝食後と就寝前に飲んでください。」(7歳未満ならばシロップ剤)
[副作用注意]
「眠くなることがあるため、就寝前に服用してください。」
Q. ザイザル錠使ってもあまりよくならないんですが
A. アレルギー剤はいろんな種類があって、人によって合う合わないが結構変わってきます。一度ドクターにお話ししてみてはいかがでしょう?
[へー!そうだったんだ!]セチリジンとの違い
レボセチリジンはセチリジンのラセミ体のうちR-エナンチオマーのみを光学分割した薬剤。
ヒスタミンH1受容体への親和性はラセミ体であるジルテックの約2倍、S-エナンチオマーの約33倍であり、レボセチリジンはジルテックの治療上の活性本体。
血液脳関門の通過性が低く、脳内への移行が少ないことから眠気が出にくいと言われています。
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