ルパフィン錠(ルパタジンフマル酸塩 )



成分名:ルパタジンフマル酸塩 

先発品:ルパフィン錠 

後発品:なし 


 <作用機序分類> 

ヒスタミンH1受容体拮抗作用(ルパタジン→デスロラタジン) 

血小板活性化因子(PAF)の受容体拮抗作用 


<予想される疾患> 

・アレルギー性鼻炎 

・蕁麻疹 

・皮膚疾患(湿疹・皮膚炎、皮膚そう痒症)に伴うそう痒 



<服薬指導>

[効能説明] 

「アレルギー反応を抑えてくれる薬です。皮膚の腫れや痒み、鼻づまり、咳などの症状を改善してくれます。」 


[服用方法説明] 

「用法通りに1回1錠飲んで下さい。」 


[服用時注意点] 

・眠気 

「眠気を催すことがあるので、自動車の運転等危険を伴う機械の操作は行わないようにしてください。」 

・CYP3A4 

「グレープフルーツは薬の効果を増強するため、控えるようにしてください。」 グレープフルーツジュース以外でもダメな柑橘類:高の原中央病院DIニュース 

・アルコール 

「アルコールはこの薬の作用に影響することがありますので、控えるようにしてください。」 



 <薬剤師からの質問>

Q. 用量が1日1回投与となっていますが、インタビューフォーム(IF)にあるルパフィンの血中濃度推移のデータが12時間までしかないのですが、24時間後はどうなるの? 

A. IFの血中濃度推移の初回投与時のデータは12時間までを見ており、24時間時点でのデータはとられていないです。反復投与にて5日間投与を行っており5日目に血中濃度推移を経時的に測定しているデータはあるとのこと。  

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