成分名:ブセレリン酢酸塩
先発品:スプレキュア点鼻液
後発品:ブセレリン点鼻液
<作用機序分類>
ゴナドトロピン放出ホルモン(Gn−RH)誘導体
<予想される疾患>
・子宮内膜症
・子宮筋腫の縮小及び子宮筋腫に基づく下記諸症状の改善
過多月経、下腹痛、腰痛、貧血 (手術前投与)
・中枢性思春期早発症
<服薬指導>
[事前確認]
妊娠、授乳していないこと。
GnRH誘導体製剤の6ヶ月を超える継続投与を行なっていないこと(原則)
組み立ての希望
[効能説明]
・子宮内膜症、子宮筋腫
「子宮内膜症を改善したり、子宮筋腫を小さくしたり、子宮筋腫によっておこる諸症状を改善するお薬です。」
・中枢性思春期早発症
「異常に早く現れた思春期徴候の治療します。」
[服用方法説明]
・子宮内膜症、子宮筋腫
「必ず生理が始まった日、または次の日から投与を開始すること。また、治療期間中は避妊させること。」
[服用時注意点]
「はじめの2週間くらいに、下腹部の痛みや性器出血など生理のような症状がでることが多いです。これは一時的ですので、たいてい心配いりません。ただ、痛みが強いときや、出血が多いときは受診してください。その後、生理が止まり、こんどは更年期障害のような症状(ほてり、発汗、冷え、肩こり、頭痛、イライラ、不眠、気分の落ち込み、腟の乾燥)がでて、人によっては脱毛、うつ症状があらわれます。つらいときは早めに受診し、医師とよく相談してください。「アドバック療法」といって一時的に女性ホルモン薬を補充して症状を緩和することもできます。また、漢方薬の併用も考えられます。」
参考:
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